絵の広場・管理人徒然コラム
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| 第7回 2003,3,29 | 絵を描くって・・とても勇気のある事です。・・パート1 | |||
| 絵を描くって・・とても勇気のある事です。
何故こんな事を書きたいか私なりに考えました。『絵のフリーマーケット』で製作者を応援しようと募集していますが、このように考えたのは、今、絵を描く人がどんどん少なくなっているからです。小学校でも子供に絵を描かせないから、・・《この文部省の考えはおかしいのですが反発する意気地のある教師も少なく》・・・最もお受験問題が根底にはあります。・・・版画・しかも一時爆発的にはやったプリントゴッコの延長、シルクスクリーンでお茶を濁している。皆さんも、画板を持ってスケッチに行く子供達を最近では見ないでしょう。 テレビでも、これから50年先の映像はどうなっているとか。先端技術のみを番組で重視するように、多くの若い人は、映像の方に興味を持っています。カメラワークも取っ付きとしては面白く、自然に入っていける部分です。 然し考えて下さい。デジタルカメラが発売されて僅か5〜6年で、マニアルカメラを扱える若者はいなくなっています。小型のデジタルムービーカメラ?っていうのですか?ビデオカメラ。一昔の8ミリフィルム、いや映画用の35ミリフィルムより性能が良くなっていますから、ちょっとした映画さえ作れてしまう。 カメラ、即ち、露出・絞りの基本を若い人は知りません。絵もそうです。パソコンのソフトでイラストを描く。携帯電話でも写真がすぐにでも発信できる時代。写真をソフトで加工して『ハイ!私の絵。』なんてぬかします。・・・然し・・これら機械の仕組みは知りません。 安く手に入れる事が容易ですから修理なんて考えもしません。使い捨てポイです。 絵を描ければソフトを使っての感覚も広がると思うのですが、どうも自分がなすべき事を総合的に考える必要性が無くなっている時代に見受けます。単に、ストーリーの組み立てさえできれば映画はできるでしょうし、然も、フィルムの無駄遣いがないから編集も楽。音楽もコンピューター挿入。動画制作だけが大変な部分です。写真に到っては、著作権なども無意味になっています。静物、風景ならば、道具さえあれば誰でも、同じように移せますからね。・・《但し、その独創性を、感受性を認める写真家はいますが》 その割に、時間的には、絶えず追っかけられている。・・大変に便利な時代ですが、そんなのを人間の感性に組み込まれては、昔の人が予想した、退化した人間になってしまいます。〈最もその頃、私は存在しないけれど〉 人間は、ほんの一握りの製作者(機械も画像も含めて)。と残るは、使用知識のある人間、単に使う人 の3種類に分類されてしまう。技術の進歩を促進する人と、受け身の人との差が明白なギャップとして浮かび上がってきます。 そんなんでいいのでしょうか? 感覚・感性が規格化されてしまう。・・これらの先端にいる人は「イヤ違う。感性は発達する。」と、息巻くでしょうが、現在でさえ、最先端と言われる仕事をしている人と、いわゆる機械音痴の人との間には中間層がいなくなっています。職人仕事。ってものが成り立たなくなっているのです。それが現実です。 手仕事・・芸術の分野では先人の作品だけが残るのでしょう。ならば、原始人と現代人の差は何処にありますか? 少なくとも、先人は伝達以外に、描きたいから描いている事が明確に分かります《権力から強制されながらも》。更に社会を見廻しても、原始人の部族争いは生活権争いでしょう。が、今日の殺戮は利権、無法、おごり。です。 《文明論を専門とする人の意見を一度聞いてみたいですね。・・頭でっかちでない人の。》 それで、私は『絵を描け!』と言っている。 個人にとっては、単に自己満足ですよ。真似事はいけない。一種の職人仕事でもある。それを生業にしている人もいる。ファジーな部分をみつめないと出来ない作業でもある。目標というモノが漠然としているだけに、個人にとっては厳しい作業です。その割に、生業としては成り立ちにくい。若い人が離れ行く気持ちは分かる。然し、デジタルではなくファジーな部分を、人間の感性に置き換えたら今後の産業にも案外と役立つモノではないか。・・とも考えるのだが。・・《?技術は既に一般人から遠のいてしまったのかも知れない。》 無駄と思える、絵を書く事。これは勇気のいる作業です。社会に役立つものとも思えない。家族からさえ批判されかねない。それでも描こうという意志を持たないと続かない。現代では割の合わない作業です。然し、人間絵を描くべきです。 私にはっきり言える事は、『私のイメージに合った絵がない。』と言う人の言葉が、どれだけ制作者を侮辱しているか。ひいては自身をも馬鹿にしているか。と言う事です。・・いつも言い返します。『貴方のイメージを描いてみてよ。』と。言葉は、記憶されます。こういう言い方する人の相手は2度と致しません。・・世の中何でも間に合うと思っている種属だからです。 ですから、創作に励む人の作品の善し悪しをあげつらうのではなく《勿論、マネを良し。とする人間には痛烈な批判を必要としますが》、好き・嫌いで見。自らも批判される側に立つべきです。絵を描く勇気を持ってください。時間がない。こんな人ほど仕事は出来る。趣味も多彩。絵も描けます。 私は『絵が大好き!』と言う人にもの申しております。是非、他人と違う感性を磨きましょう。他の手段を採れる人はそちらのやり方でトライすべきです。思考法は絵と同じ。独自で考えましょう。!!! その内、『絵を描く勇気について』は、子供達に分かるように書いてみます。・・・管理人。 |
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