絵の管理人、徒然コラム#28     

絵の広場・管理人徒然コラム


第28回 2004,1,5

2004年・期待と不安

2004年は例年通りのコースで初詣を致しました。

恵比寿神社をジャスト0時。3番目で鐘を鳴らし、豊かに流れる巴川の縁で新春祝い花火を堪能し、稲荷神社にて商売繁盛・健康安全祈願を掛け、のんびりした気分で新年をスタートさせました。皆様は如何だったでしょうか。本年の健康・交通安全・商売繁盛をお祈り致します。

さて、新年初のコラム。のっけから過激に書くとこの一年体が持ちそうもありません。「期待と不安」を列挙する程度の文章になりますがお読み下さい。

まず、今年は景気が良くなります!!・・このように断言した人は残念ながらいませんでしたので、『期待しましょう』。それと地球環境悪化を防止したいものです。その為に、システムとしての開発は勿論ですが我々一人一人の自覚を更に高めましょう。この環境問題を少しでも前進させることは、経済効果にも大きな利益が出る。との初歩的ではありますが統計ではじき出され始め、起業家達の注目する分野でもあるのです。更に、我々個人レベルでも中国をはじめとするいわゆる後進国に対しても、何らかの影響を与えられると考えます。(例えば、NPOをサポートする等)こうしたことが、以前の我々を後追いするロシアの大開発等にも若干でも発言できれば、このインターネットの時代世界ネットで何らかの市民意見を反映できるのではないでしょうか?(??無理かな??・・いや新年夢は大きく)

ちなみに、西アフリカの子供達にクレパスと画用紙を送る準備までしましたが、全員に行き渡らないと暴動が起きる可能性もある。と、現地からメールが入り中断しています。(一つの物資の取り合いがすさまじいようです)このように我々といわゆる後進国との間には大きな溝が存在します。どうすれば良いのかも現地とやりとりしてますが、今年の私の課題とする問題です。良い方法がありましたらご意見お寄せ下さい。

さてさてサテ・・

不安は常に期待より大きいのが日本人の習性です。狩猟民族と異なるところです。で、何が不安か?といいますと、皆様と同じ点で世の中を不安視しています

昨年は、おかしな論戦ばかりの国政が結局は筋通さずに、無理矢理の実践の年になるからです。うまくいって当然、経済にも好影響を与えるでしょう。が諸問題を考えるにつけ無策に等しい現在では期待すること自体が無理です。

然しながら、アジア圏での経済成長率は高く、日本がリーダーとして発言できれば日本有史以来の隣国人達とアジア経済圏の確立に向かえるはずなんですが、一人の政治家の為に、この構想は、日本の参加自体に無理が生じる事になるでしょう。いわずもがな、小泉総理大臣の元日靖国神社公式参拝です。

私自身、以前より戦犯者だけは靖国神社より追放。の立場です。理由は簡明です。隣国に遠慮しているわけではありません。旧社会党・共産党の上っ調子話ではありません。理由はただ一つ、戦犯者の命令により英霊の多くが戦場にかりだされ散り、あまつさえ婦女子も爆撃・原爆・食料不足、沖縄では自決まで強いられたわけです。市民の蔡碑は靖国はもとより各地の護国神社にさえありません。

その上、特権階級・戦犯者遺族達への多大な遺族年金。・・・白川東京美術学校教授による、敗戦受け入れ御前会議を描いた油彩画。作品としては出来が良いですが、いまだ一般には公開していません。(遺族関係者のみに写真を配布)・・この事を例にとっても、戦後自民党政治の集約がかいま見えます。・・(戦犯者は戦後政府役人の上役に当たるからなのでしょうか?)

小泉総理の論理、多くの参拝国会議員の論理は「死者に差別はない」です。・・とんでもない腑抜け者論理です。

同じイスラム教でも、イラク・イランは教義、民族の二つの面で相容れない戦いをしています。スロバキア人は1920年頃のクロアチア人による大量虐殺を未だ許さず現在も対立しています。そこへアルバニア・モンテネグロ等が絡み、戦争一触即発の状態です。ロシアも、中国も、ユダヤ・パレスチナ、アフリカ諸国、全ての民族は過去を記憶し、現在も対立を深めています。アメリカのみ歴史が浅いのでテロ・テロと騒いでる。ベトナム戦争がいかに残虐で、後のカンボジア悲劇にまで影響を与えたかを、私の記憶では、アメリカ政府の公式な謝罪・弁償は無かったはず。厚顔・厚化粧でどこ吹く風。イラクでは大いに苦労して頂きたい。・・ノデス。

日本人は、元来が渡来人でアジアから多くを学び現在に至っているわけですから、今回の総理公式参拝は真に残念です。

昨年々末、NHKは教育テレビで「レーニン・スターリンの時代から」を現存する映像で20世紀を検証していました。珍しく腰が据わり数日に渡る時間をかけ、見る人の参考にもなり、学生には近代史の勉強にもなった筈の番組でした。又、何故今なのかを知りませんが、三島由紀夫を多くの時間をさいて取り上げ、今日との比較を映像で検証しました。

この特番の意味するものを「現在の危険な日本」と、私は置き換え見ていましたが、ご覧になった方はどう思われたでしょうか。靖国神社から戦犯合祀を移すことも出来ない総理が憲法改正を短時間で考える。・・(例え押しつけられた憲法との意見があってもです。)・・順序が違うように感じます。異常です!

「「「

結局;今年の不安感は、小泉総理そのものに権力が集中している事にあります。いみじくも中曽根爺さん、「国家理念・政策理念を全く持たない小泉さんでは、日本は路頭に迷うことになる。」・・自民党長老の言葉です!

・・・この言葉が言い当てており、今年の不安そのものです。

期待は、我々市民の連帯のみです。細部に意見が異なるは立場により必然ですが大局を語れるのは、結局、我々市民のみと考えます。どうぞ、ご意見お寄せ下さい。

新年初のコラムはこんなところでしょうか。今年も宜しくお願い致します。

2004年 1月5日 絵の広場・管理人;宮本陽一郎。



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