のんびり山を楽しむ

コーヒーとスケッチで

のんびり山を楽しむ

平成141015,16,17

寒冷前線通過の北岳


ルンルンの北岳登山

まさか厳冬期登坂になるとは・・予想もせず!!

以下の写真の殆どが我が同行者、春田氏提供によります。

私のデジカメはハレーションを起こしてしまった。35ミリではバッチリでしたが。

登山道は川筋になっていた。

良い天気??・・例年より早い冬支度。

二股から稜線までうんざりする急坂。

既に紅葉はなし。

10月15日;のんびり紅葉見物を主に山頂で360度の景色を期待してノンビリ歩き始めた。

二股を境に小太郎尾根まで今回は調子よかったのですが、広河原での気温15度が、小太郎尾根では寒冷前線による横殴りの猛烈な冷風がお迎えで、稜線上は感覚的に氷点下まで下がっており、腿をひどくやられました。稜線はカチカチに氷り、軽アイゼンとストックで何とかよーやっとの思いで、小屋までたどり着きました。当然この稜線上では無口も無口デシタ。

夜半、猛烈な小屋を揺り動かす、雷・ヒョウ・吹雪。

           一晩にして厳冬期の山に一変した。6:00a.m −9℃

肩の小屋泊の山男達。プロの写真家を始め12人中9人が北岳山頂を諦め下山。


小屋越しに、北岳山頂の猛雪冤、9時頃少し弱くなった。−4℃

山頂を諦めた人が殆どの中で、宮本・春田のコンビは軽アイゼンとストックを頼りに9:30a.mアタック。

アイスバーンになっていた為、キックステップを多用。

結果、軽アイゼンの付け直しが、靴先はボロボロになり、親指を痛めた。(完治まで3ヶ月)

紅葉見物の予定が冬季登坂になりました。小屋を9:30出発

千丈側へスパッっと切り墜ちる最難関を越えてからは(前日、ここで落下者。)余裕が出、通常ルートからパッドレスの方へ移動。

三点支持でちょっとした冬季ロッククライミングを楽しむ。(3日後、頂上よりパッドレス側へ落下者の報道有り。)

スキーの達人春田氏はロッククライミングは始めてだが、抜群の体力を示す。・・楽しかった。・・


ルンルン頂上;10月16日

北岳の千丈側は寒冷前線の烈風が小太郎尾根に沿って恐ろしいほどにピューピュー音を立てていたが、頂上は無風。

首を傾げたくなる、物理的にも

      考えられない。

不思議な世界が待ってました。

直下より小太郎尾根と甲斐駒

頂上より鳳凰三山

頂上よりの富士。

この景色に惑わされて時々足を踏み出し落下する人が多い。実に気持は分かる。

記念写真

立っている頂上は無風、10メートル下は猛烈な冷風??

不思議な現象の10/16。

小屋からの出発時間が遅かった為、頂上では実に90分もゆっくり楽しんだ。北岳山荘側からは5人が通過

遠く間の岳ピークを僅かに望む。

頂上を後にして慎重に山荘まで下る。農鳥小屋までの予定を変更し、中白根までの往復に切り替え、山荘泊まり。

下りもやはり切れ墜ちている箇所が何カ所か有り、夏山では気が付かない危険を感じつつ楽しかった余韻に浸る。

写真撮りに夢中な春田氏。

今回の初期の予定は、天候により大幅に変更する事になりましたが改めて、楽しみと同時に「山を見くびるべからず」の教訓を得ました。例年の根雪となる降雪は10月下旬から11月の初めですが、天候の変化による恐ろしさを感じた次第です。

同時に、判断を下すタイミングの難しさを思い知らされました。

今回、決行時間が早ければ遭難の可能性が高かったでしょうし、景色も分からなかったでしょう。遅ければ、不思議な現象。とも言える至福な時間を与えられなかったでしょう。勿論、下山を決意した方々の判断が正当と思いますが、時には、チャレンジ精神を発揮するのも生きているからこそ。と感じ、同行の春田氏に感謝しています。

この斜面でこけると1000メートル下まで一直線。滑らない方が良い。


さてさてスケッチブックを片手に『富士山』と『月』を従え、3000メートルに立つ、

《我が勇姿》です。ファンレターをお待ちしてます。


北岳山荘で迎えた朝日です。『富士山』&『北岳』&『中白根』をご覧下さい。
【北岳朝焼け】
【中白根朝焼け】

のんびり下山

北岳を従える春田氏の勇姿

この場所でのスケッチは気合いが入りました。戻ってから大きい画面に写しましたが、現場でのスケッチの迫力が思うように出ず現在、苦闘中です。

それにしても、この場面を撮った春田氏の腕の良さに敬服しています。声を掛けてくれれば、手拭いを外したのに!!

春田氏の大好きな所

じっくり;中白根峰。稜線までの尾根群は美しい!!


八本歯のコル乗り越え

写真では楽な場所に見えますが、どっこい足場は急峻で凍っている為非常に危険。何回かスリップ。

北岳唯一の安心して飲める水場

《長寿の水》・普段は枯淡の水場

山荘への荷揚げはヘリコプター

八本場のコルを下る我々を、ヘリコプターを、小屋内を撮影してくださったのは服部純哉氏

(主に北アルプス、穂高を中心に活動する川崎市に住む若きアルピニスト。)

山は良い。

広河原への下山中、高校時代の友人:

桑原良介氏がコッヘルで昼食を。

卒業以来の再会で約40年振り。お互いに声、スタイルを良くも忘れずに覚えていて久しく話に弾みました。こんなに嬉しい事もあるんですね。

それにしても人間の記憶力、洞察力はたいしたものだ。

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